外壁の雨漏りは気づきにくいものですが、特に外部にあるポーチの柱や壁などでは分かりづらく、気づいた時には甚大な被害になっている恐れがあります。
- 【雨水を溜めやすいデザイン】
- ポーチの柱や外壁が、雨水を受けるような形で出っ張ってデザインされている場合、出っ張った部分に雨水が溜まりやすくなります。そして、カビや藻が発生しやすくなり雨漏りのリスクが高まります。
ポーチの柱や外壁の雨漏りは、その他の外壁からの雨漏りのように室内側で気づくことがないため、色あせや膨らみなどに気づいた時には、構造体でもある柱の腐食などの劣化に進んでいる場合があります。
- 【チェックと対策】
- 外壁から出っ張っている部分には、水切り鉄板などの雨漏り対策を施されているケースが大半ですが、中には無頓着な納まりとなっているものもあります。
ポーチ部分の柱や外壁などはデザイン性を求められますから、ある程度の凹凸はやむを得ないかもしれません。しかし、そのような部分には他の外壁以上に、雨漏り防止対策を施しておくことをお勧めします。